フリーダムに切り刻まれる事でおなじみ?の不遇機体セイバーガンダムですが
作った2020年現在ではHG1/144か無印1/100くらいしかキットに選択の余地がありません。
個人的には今後HGCEシリーズにラインナップして欲しいですが、遠い未来の話になりそうな気もします。
なので、HGCEと同じフォーマットのHGBDインパルスガンダムアルクとニコイチしてHGセイバーガンダムをHGCEフォーマットにしてしまいましょう
HGBDインパルスガンダムアルクについてはインパルスガンダムをアニメ中でカスタマイズした機体らしいですがビルドダイバーズは見てないのでよく知らないです。
ただ、インパルスガンダムの素体に近いものが安価に手に入るありがたいキットだと言うことは間違いないようです、ラッキー
HGセイバーガンダムの素組状態です。
2005年放送当時のフォーマットなので最近のHGと比べると関節などにやや難ありに思えますが、全体的なプロポーションは良いんですよね
インパルスガンダムと同じザフトセカンドステージシリーズなので機体形状に共通点が多く2体のいいとこ取りでニコイチしていきました
成型色でみると、どこのパーツをどっちから持ってきたかがよくわかりますね。
胴体が伸びてシュッとしたのと脚部も、もも部分で延長されました。
改めて見返すと、なぜフェイスパーツをインパルスから持ってこなかったのか悔やまれるところ
そんなに特徴的でもないし十分インパルスのフェイスで良かったのになぁ
その後も調整を進めて、スジボリしたりプラ板貼ったりで
セイバーガンダムのパーツのディテールとインパルスのディテールのバランスを取りつつ手を加えます。
ニコイチのときには最新のフォーマットと数年前のフォーマットではディテールの有無に差が出てしまい
やけにディテールが入ったパーツと、シンプルなパーツが混在します、なので全体的なディテールのバランスを取ることが違和感なくニコイチするポイントです。
モールドの甘いパーツは追い彫をしたり、ダクトを彫ってみたり
全く見えないけどスカートの裏打ちを作ってみたり、スジボリテンプレートを作って彫ってみたり
上半身部分の塗装完成済みです
いやーやはり、顔をセイバーそのままにしたのは悪手でしたな、胴体はインパルスガンダムにセイバーのパーツを背負わせて、胸部をセイバーっぽく変更してますが、似て非なるものですね
腕部はほぼインパルスで肩パーツだけセイバーのものを被せたお手軽ニコイチ
M106 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲(背中のアレ)はそのままなので多少ディテールを追加したりデカールで情報量増やしてますが、基本武器なのでそこまで違和感なくできました。
下半身部分の塗装完成済みです
サイドスカートとふくらはぎのみセイバーであとはインパルスです
こうしてみるとちょっと足首埋まりすぎ感がありますね
スタンドにのっけて浮遊状態にして、足ピンすると丁度いいバランスになるようにしたので致し方ないところですが
こちらもセイバーから持ってきたパーツにスジボリしてパネルラインで色分けすることで
インパルスのパーツとの差が出ないようにバランスをとってます
膝のダクトは丸いしモールドダルいしで気に食わないので切り落としてMSGを貼り付けました
リアスカートとビームライフルにネオジウムを埋め込んだので腰裏に懸下できるようになってます
腰回りの統一感はかなりいい感じにできたのでご満悦ポイントですね
組み上げるとこんな感じでした。
やっぱりフェイスパーツひどくない?
HGサイズのザフト系デカールがほぼ皆無なのとフェイスのロゴ等が欲しかったので白と金のテプラデカールを作りました。
どうしても機体に型式番号を入れたい癖があるので、毎回デカール作るのが必須作業になってます
やっぱりフェイスp・・・
浮かせて足ピンするとサマになる機体なのではじめからその方向で調整しました
変形も完全再現です、ビームライフルにネオジウム、肩にマグネットセッターを埋め込んで
腰のネオジウムとシールドにもネオジウムで磁力まるけです
セイバーはこの形態が超絶カッコいい。まるでVicViperのようだもの
そうでもなかったわ
こんな感じでセイバーガンダムの完成でした。
割と違和感なくニコイチできたのではないでしょうか
ミキシングして新たな機体を生み出すのが流行ってますが、個人的にはこういったニコイチサンコイチで既存の機体をアップデートしたり、未発売の機体を再現するほうが好みだったりします。
今回の良ポイントはやはり全体のディテールの統一をしっかりやれた点で悪ポイントはフェイスパーツですわぁ
次回に活かせるようにがんばりまーす