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カッティングプロッターに興味があるけど、高価だから買ってない人に向けた話

カッティングプロッター
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カッティングプロッターって何

カッティングマシンとも呼ばれるコレ

カッティングマシン/カッティングプロッター | ユーロポート株式会社
個人用の小型から業務用の大型まで各メーカーのカッティングプロッターを取り扱っています。専門店ならではの豊富な知識で購入前のご相談やアフターサービスも万全!お客様の用途に合った機械をお選びいただけます。

私の所持しているのはRolandのstika sv-8で、もうずいぶん古い機種になりますが、値段的には安価な方でエントリーモデルながら十分な機能があります。

他にもブラザーやグラフテックといったメーカーが販売してます。

と、言いますか、本来の用途とは違った使い方をするし、他の機種は高価すぎたり、諸々の理由でstika一択です。

Bitly

そもそもカッティングプロッターはカッティングシートを切り出してステッカーを作ったり

看板屋とか店内装飾屋御用達の便利なアイテムです。

Illustratorで書いた平面図を切り出してくれるスゴイ奴なのです

カッティングプロッターとの出会い

プラ板工作はスクラッチの基礎でありながら、全てとも言えるくらい、重要かつ基礎的な工作です。

このプラ板工作において、初歩かつ精度を決定付けるのがプラ板の切り出しです

近年発売されているメモリ付プラ板を用いても、苦手な人は意図したサイズへの切り出しを失敗します。

チキン

私がそうです!

慎重に、定規や様々な工具を使っても失敗するときは失敗するんです。

そこまで厳密に精度を求めない部分や、気にならない性格の人は良いのですが。

私、気になります!ってめんどくさい正確なので、プラ板工作から逃げておりました。

ところがある時、ホビージャパンの記事にプラ板をデータ通りに切り出せる機械が紹介されておりました。

チキン

まぁ、買うよね。

ガジェット大好きで、運良くIllustratorも使えた私は平面図を描くことが出来たので、これさえあれば勝ったも同然と思ったのでした。

プラ板に使ってみる

3Dプリンターにしろカッティングプロッターにしろデカールにしろ

データを作って機械に出力させるのもスキルであり技術の一つです。

手作業で出来るに越したことはないでしょうが、このご時世です

デジタル、アナログどちらでも出来るほうがもっと良いです。

本来用途とは違いますが、薄いプラ板なら切り抜くことも出来ますし

厚いプラ板にも彫り込む事ができるので、その線に合わせてナイフで丁寧に切り抜けば良いです

出来る人はデジタル作業やプロッターなどなくても出来るでしょう。

でも、こういうやり方もあるんです。

どっちが早くて簡単かは個々のスキル次第。

自分にあった手法を採用していくことが大切です。

使い道がない?

プラ板の切り出しに使用可能であることは実証されました。

フィンの制作には非常に有用で、同じ形のものが労せずして量産できるのです。これは非常に便利です。量産にはとても向いています。

私の作風はキットを綺麗にディテールを増しつつ作るなのでこの点は有用でした。

しかし、スクラッチやオリジナルでの作成等やったことも、やろうとしたこともなかったのです!!!!!

なんということでしょう。勇んで買ったのに、フィンを量産する以外に使いどころが無かったのです!

技法や技術にばかりに興味があって、出来上がったものをどう使うかのアイデアに乏しく、上手く使うことができないので、完全な持ち腐れです。

チキン

昔からの悪い癖、これを作りたいからこの技術や機械が欲しい!

ではなく

この技術と機械面白そうだから試してみよう、出来た、何に使おう。

が出てしまったのです。安い買い物でもないのに。。。

プラ板以外も使う

さぁ、そうなるとプラ板以外に使う道を模索しなければいけません、そこそこ高価です持ち腐れは良心が痛みます。

プラモに復帰してからそこそこの経験を積み、家庭の環境が変わり、費やせる時間に限りが見え始めたときに、精度を保ったままの時間短縮を考えはじめました。

世の中、段取り8割です。

しっかりと段取りが出来ていれば、その後の工程は上手くいくものです。

機械に頼れる部分は頼ればいいんです。

本来は紙やステッカー、シールなどの切り出しが正しい用途です。

Amazon.co.jp

これ以外にもマスキングシートを切り出すことで複雑なマスキングが簡単になります。

こんなマスキングどうやってんだろう?って思うことありません?

アナログでやってる人も勿論いるでしょうが、プロッターで作ってる人も居るはずです。

まとめ・メリット、デメリット

  • 平面図が描ければ簡単に切り出せる
  • 短時間で同じ形状のものが量産できる
  • 正確無比
  • 使い道が見いだせるかが問題
  • アナログ作業でも不可能ではないので金額と時短が見合うかは使う人次第

スジボリテンプレを作る為に使う事を思いつかなければ完全に持ち腐れでした。

プラ板スクラッチでデータ上で製図して、平面図から切り出す人には確実に時短につながりますが、金額が短縮できる時間に見合うかは人それぞれでしょう。

データさえ作ることができれば、変わった形状のマスキングシートの量産も可能ですけどね

結局デカールにしろマスキングシートにしろスジボリテンプレにしろ、データを作れるかどうかがいちばん重要なポイントになってくる事は間違いないです。

結局、買うべきか?

手作業で出来るけど、カッティングプロッターを使うと超効率的になって大幅な時間短縮になったり、どうしても作りたいものがあって、精度も必要で大量生産したり継続的に作るのなら買ってもいいかも

単発や試してみたい、程度なら買わないほうがいいです

万人にオススメ出来るアイテムでは無いことだけは確かです。

それでも気になる人は、全国各地にある

カッティングプロッターの使えるレンタル工作室で試してみてからでも遅くはないよ!

チキン

機械、工具は買って満足じゃなくて、使ってこそ意味があるからね

コレクターも悪くないけど、使おうな

あと、買ったからって技術が向上するわけじゃないからな!

勘違いしたらダメだぞ