ご覧いただきありがとうね!
以下は製作の回想記ですので興味ある人はご覧ください
超高性能全領域戦闘機
スターフォックスシリーズって世界で一番売れたSTGなんだって
ニンテンドーファンボーイでN64版を滅茶苦茶やり込んだおじさんは
子供がswitchで配信された64版をやってみたいというので、対戦で容赦なくボコっています。
そんな思い出のスターフォックス64と最新のスターフォックス零のアーウィンの中間くらいのデザインを目指してモデリングしたのが今回の超高性能全領域戦闘機アーウィンです。
アーウィンは立体化に恵まれず
現行ネットで検索しても出てくるのマジこれくらい
あとはかなり昔にガレキとか出してる人居ると思うけど
現在では版権許諾がおりないのでたとえ売らずとも作る人誰も居ない
はい、やりましょう
ただのフィギュアでいいのか?
アーウィン自体は結構簡単そうに見えて複雑な形状&ゲームごとに毎回モデリングや細部が変更されているので、まぁザックリあの形をしていればアーウィンって事でいいやろ!
の精神であまり拘り過ぎず作りました。
両翼が可動して通常モードとオールレンジモードの切り替えが再現できるほか
ツインレーザーも開閉することができます
かなり独自解釈とかオリジナルぶっこんだので64版とも零版とも似てないというキメラが誕生
でも、前述の通りこの形と色をしていれば十分にアーウィンなので印刷してみました。
はい、全部1発成功
フィルムとか設定とかが完全にかみ合うタイミングに入っているのか、この時期は全く失敗知らず
今回は両翼が薄く長いのでSK本舗さんの高靭性水洗いレジンを使用しています。
端的にこの高靭性水洗いレジンを言い表すと。
神
この一言に尽きます、お値段は通常のSK水洗いレジンの1.5倍ですがそれでも神でした。
こんな薄くて長い両翼が反らない折れない
完全ワンオフキット、ちょっと組立は難儀なところもありますが
まぁ、物凄い技術は不要です
して、今回はたぶん1/100サイズで作ってあります
なぜ、たぶんなのかというと、スターフォックス世界の長さ単位が独自なので「たぶん」なんです
何故大きくしたか
光って動いて音出したい
まるで子供!そう、子供の発想!
しかしそれを具現化できてしまうのが大人!
あらゆる技術をぶち込む
技術つーてもGoogle先生が教えてくれるので、過剰表現。
まぁ、光らせるのは数ミリの穴と電源さえあれば良いのでモデリングの段階で3mm砲弾と5mm砲弾を後でインサートできるようにしておきます
自作モデルの際は電飾前提で設計できるので本当に電飾が楽
問題は動かす部分です
今までサーボモーターやジョイスティックを使ったことがないのでとりあえずGoogle先生に聞いてみました
思った動きをさせるにはサーボモーターをX軸とY軸で2個使う必要があり
丁度よいキットがあったので即ポチ
分かってはいましたが制御にはArduinoを使うのが手っ取り早いです
Arduinoなら以前にも使ったことがあるので余裕!
なんてこともなく、すっかり扱い方を忘れているので思い出しながら配線して
ネットで拾ったテスト動作用のプログラムをArduinoに書き込むとそこには、、、
キュイキュイと音を立てて元気に動き回る2軸サーボの姿が!
クッソ簡単
ここまで全部Google先生に教わっただけで出来ました。
だが本当の地獄はここからだ!
LEDをスイッチ連動で光らせるのはArduinoなら簡単なプログラムで良いですし
サーボもテスト用のものを少し書き換えるだけで済む話ですが
ブースト音とビーム発射音2種類の3つの音は以前使ったのと同じ方法で
mp3をモノラルの超低音質waveに変換して容量をギリギリまで落として.h形式にコンバート
その文字列をプログラムで音として再生させるという何を言ってるか分からんだろうけど
やってる本人も何を言ってるか分からんやり方でmp3プレイヤー無しでArduinoとスピーカーのみで音を出させます
これらを組み合わせて一つのスクリプトにしてArduinoに書き込みました
さて、次は操縦桿を作りたいので素材を探します
さすがにここまで3Dプリントしてたら労力半端ないので
よさげなグリップ。。
あったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ありがとうガールガンレディ
ちなみにこのガールガンはDMMで購入しました
これだけのセットで3,000円を下回るのは企業努力のたまものでしょう!
え?供給過多?在庫処分?ガンプラとのセット卸?今回は子供脳でやっているのでわかりません!
バラして、スイッチを埋め込みます。
トリガーの構造とかは本当に感心する、流石バンダイ
そこにちょっと手を加えてタクトスイッチにすると、程よいクリック感のトリガーになりました
この中にArduinoから何から何までぶち込んでいきます
最近お気に入りのこのクリアケース
愛知県一宮市の和泉化成さんの商品で100均で買えます。
素晴らしい。
本当に汎用性が高く、サイズや高さ違い等バリエーションもあるので
100均に行くたびに買い込んでストックしています。
一生使えるサイズ感
ロマンアイテム:キースイッチをメインスイッチにしました。
子供脳なのでこういうギミックがイチイチ楽しい
ジョイスティックに操縦桿を乗っけてるのでかなり、かーなーり不安定なので
100均の折りたためるシリコンカップをシフトブーツにしました、生活の知恵。
青のスイッチでブーストがかかり音とLEDが強発光
左側のトグルスイッチでレーザーのシングルとツインの切替が出来ます
シングルはピチューンと単発の発光と音
ツインはデュデュデュと連射音と発光します
実際動いている様子は最初の動画を見てもらえば良いです
アーウィンの重量が重く、サーボの動きがぎこちないですが、動いて、光って、音が出る
という、子供歓喜な機能は全て搭載出来ました。
任天堂さん新作待ってます
さーて今回は懐かしさのあまり子供脳で触って楽しいギミック満載で作りました。
実際、プラモやガレキとも違うおもちゃが出来上がりました。
構想から完成まで約1か月半、途中経過をちょいちょい子供に見せていたので
まだ、完成しないのかと煽られる日々でした。つらい。
6歳児は楽しそうに完成品を動かしていたので、そのくらいの子供だましにはなったようです。
とはいえ、ほぼAmazon市販品でここまでの事がGoogle先生に聞くだけで出来てしまうのが現代
そのうち全関節モーター駆動のガンプラが出ても驚かないね
今後の展望としてはアーウィンを4機揃える事ですかね
144かそんくらいの小型にしてやれば労力はグッと減るはず
あとは、ランドマスターとか、もう一つの超高性能全領域戦闘機ウルフェンとかね
まぁ、おいおい